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輪軸 (鉄道車両)[りんじく]
輪軸(りんじく)とは、車輪と車軸を組み立てたものを指す言葉である。この記事では、鉄道車両において使用される輪軸について説明する。 == 構造 ==
鉄道車両では、輪軸は台車内に収められか、軸受けを介して車両を支える。日本国内での一般的な2軸ボギー台車を2台装着するボギー車では1車両当たりの輪軸本数は4本となり、日本では最近まで貨車に多く使われていた二軸車では輪軸本数は2本となる。 鉄道以外の多くの車両では左右の両輪が独立に回転するが、鉄道車両の車輪は大重量がかかり高速で運転されることから強度の点で大抵車軸に固定されて、両輪が一体となって回転する。ただし、少数であるがタルゴのように急曲線を通過する車両や、超低床の路面電車(広島電鉄5100形電車など)などでは左右が独立している事例もある。 道路を走行する車両は左右輪が車軸に固定されると、曲線の走行が非常に困難になるが、鉄道車両では、車輪の踏面(レールと接する面)に勾配を持たせることにより、自然とカーブに沿って曲がるようにされている。また、脱線防止のため、レールの内側に入り込むように車輪の外周にフランジが設けられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「輪軸 (鉄道車両)」の詳細全文を読む
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